写真撮影を行う上で大変なのが被写体探しです。
自分の撮りたい被写体を見つけて、そのうえで撮影をしていくとなると、場合によっては多額の費用が必要となったりします。
風景であれば、その場所まで行くだけで解決できますが、人ではどうでしょうか?
人を撮る
写真のジャンルとしては、風景や動物、静物などいろいろありますが、一番被写体探しで困るのは人物であると思います。
人物撮影をしたい!となったとしても撮らせてくれる人が簡単に見つかるかというとなかなか大変であったりします。
友達や身内に頼んでも1日を拘束することになってしまいますし、そもそも撮られることもイヤという人も多くいます。
ですが、人物撮影は独特の魅力があり、とても楽しいものです。
被写体さんをきれいに、かっこよく映せたときはとても達成感を感じますし、相手も喜んでくれます。
自分の撮った写真で目の前の人を喜ばせることができるといったことも人物撮影の魅力です。
また、技術面では一番難しいジャンルに入るもので、特殊な技術を使わない普通の撮影でもオールマイティに一通りカメラを使いこなし、必要な知識を持ったうえで挑戦しないときれいに映すことは難しいです。
人は形が静物のようにつかみやすくないですし、光の周り方も各人それぞれで、周りの光の状況を見ながらどういったところで撮ると肌が柔らかく映るのか常に考えなくてはいけません。
つまりは練習がとっても必要なのです。
ですがなかなかチャンスがない!
となるとうまくなるのは大変です。
被写体探しが大変なのが人物撮影であり、そこさえクリアしてしまえばどんどん上達していけるのです。
被写体探しはコスプレが簡単
上記のようになかなか被写体となりたい、撮られたいといった人が一般にいない一方でコスプレ界隈では撮られたい人がいっぱいいます。
僕は人物撮影を始める前に調べてみましたが、モデルさんを撮影する場合、1,2時間で5,000円以上かかったりします。
そこまでうまくなく、練習をしたいと思う人間にはハードルが高すぎます。
それに対してコスプレイヤーさんはイベントなどで撮影させてもらえないかおねがいをしたらだいたい喜んで撮らせてくれます。
もちろん撮らせてもらったものについてはデータを渡すところまでがマナーですが、チャンスをくれるだけでも初心者にはありがたく、技術力アップを試す良い機会です。
また、周りにもいっぱいカメラマンはいるので、どんな機材を使っているのか、どうとっているのかと参考になりますし、見ていて撮っていて楽しいです。
一度やってみると人物撮影はコミュニケーションが一番といったことに気づかされますし、自分の撮った写真のダメさに打ちのめされます。
風景や生き物を相手にするのとは全く違う技術が必要なのだとわかりますし、それは人を撮る以上にいろいろな撮影に応用できる汎用的な技術です。
やって損することはないのでやりたければとにかくやってみるのが大切です。
現在の僕の撮影
現在僕は集中的に技術を上げるべくコスプレメインで撮影を楽しんでいますが、とても難しくって毎回試行錯誤で頑張っています。
というのも、コスプレは普通に人物を撮影する以上にいろいろな表現が使えるのでそれを試してうまくいくのは素晴らしい達成感ですし、それでもって相手に喜んでもらえるのは素晴らしいものです。
また、周りのカメラマンも機材や技術がプロ並みの人が普通にいますし、プロが趣味で撮ってるといったことも普通にあります。
野外だけではなく、屋内、スタジオでも撮影をよくしますが、スタジオライティングはその場にいるカメラマンのほぼすべてがしていますし、僕もします。
普通にスタジオで撮影をするとなっても全く動じず、普通に大量の機材を担いでくる人が多いので、勉強にもなりますし、自分はどこまでできるかといったチャレンジを忘れずにやっています。
ゆくゆくは仕事で撮影もできたりしたら面白いなと思っていますし、そのために常に技術を磨いて撮影する。
そんなことを心がけています。
なんせ好きでやっているのですから。
まとめ
人物撮影をしたいと思い、被写体さんを探しているのであれば、コスプレイベントに行ってみるとよいです。
そこで技術を磨いて自分の撮りたい方向に行ってもよいですし、そのままコスプレ界隈で努力を続けてもよいです。
ですが一番大切なのは自分が何をどう撮りたいのか常に考えて技術を高めていくことであって、目標あってこその技術力向上です。
僕は星空ポートレートをとりあえずの目標にしているので、今夏実施したいと考えて予定しています。
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