ブログを書くにあたって、人によって目的は違うかと思いますが、収益が欲しいとなれば、じっかりと見られないコンテンツを作らないとなりません。
また、一時的にSNSなどで拡散してアクセスを集めたとしても、その後はどうかといったことも考えると、まちまちです。
今回はそのようなブログのアクセスについて考えてみます。
ブログ運営法
一般的なブログのやり方は大きく分けて二つになります。
SNSを利用して拡散、流入を狙って記事を書きアクセスを集める方法と検索エンジンからの流入をメインに据える方法です。
前者の場合、拡散力という点で、必要なのは人をひきつける魅力と独特の切り口から語ることのできる個性、明確な戦略を持ったSNS利用といったものが必要です。
これを普通の人間が獲得するのは非常に難しく、再現性がありません。
上手くいっている人のまねをしたとしても多分ほとんどの人は失敗するでしょう。
その点検索エンジンからの流入はコツさえつかめば誰でも可能で、対策法も確立できます。
そのようなことを考えるとSNSよりもまずは検索エンジンを意識して記事を書くのがよいと思います。
ブログ資産化
また、書いた記事が継続的に読まれれば、資産として機能します。
読まれる記事は継続して広告を読みに来た人に表示してくれ、収益を安定して生み出します。
本の印税と近く、それでいて検索上位を安定して確保できれば、ピークもたたず一定して不労所得を得ることができるといったことです。
最終的に目指したいところは皆さんも同じだと思います。
楽して、一定の収益を出す。
これがブログコンテンツビジネスの最大の強みであり、魅力でもあります。
僕はこれをインカムゲイン(基礎収入)としてそこにほかのビジネスを組み合わせて稼いで行くことを目指しています。
読まれる記事を作る
さて、本題ですが、継続して読まれる記事ってどのようなものでしょうか?
これについて分析を行ってみた結果についてここで公開します。
本題に触れる前にベンチマークに使用したブログについて紹介します。
記事数:100記事
継続期間:1年(そのうち前半6か月ほどはほぼ放置)
露出方法:検索エンジンとSNS拡散の両方
SNS:Twitter フォロワー 厳選されたカメ好き300名
相互フォローなどで水増しはしていない
この条件で運営しました。
その中でも、検索エンジンを意識した(SEO対策をした)記事とSNSでの拡散を意識した記事と日記的な記事の3パターンの記事を作成し、公開しています。
SNSでの拡散については自分での投稿は1度のみで自己リツイートなどの再露出を狙ったことはしませんでした。
分析に不要なピークを立たせたくないためです。
あくまでもブログ運営のベンチマークとしての期間と定めて運営しており、本格化は今後です。
これからは大量に記事を作成する方針です。
というのもどうすれば継続的にみられる記事が書けるのか分析が終了し、方向性が定まったためです。
そのエッセンスをこれ以降の文章で書いていきます。
各記事の推移
ではそれぞれの記事で書く際に意識していた内容と、その結果を合わせてご紹介したいと思います。
1.日記
まずよくブログ初心者の方や趣味で書いている方が書くことが多い日記的な記事です。
あったことをありのままに書き、自分の感想や想いなどを入れ込んで作成しました。
記事のタイトルも一応本文中で一番伝えたいことなどをちりばめて書いており、気は使っています。
まあコピーライティングのスキルは高くないのであまり効果は見込んでいませんでしたが。
まず日記記事の閲覧状況の結果について記します。
SEO:そもそも100位以内に入るキーワードがないため露出0
予想通りの結果です。
日記記事がよくないことはいろいろなところで書かれていますが、その通りの結果となりました。
面白みのない結果ですね。
2.SNSを意識
次にSNSを意識して書いた記事です。
カメ好きなフォロワーに対して刺さる他人(僕)の飼育理念や個人的な飼育方法で攻めました。
中身としては日記とは違い、「読んだ人がなるほどと納得する」文章を心がけて書きましたし、拡散時にはそのエッセンスをツイートに載せました。
SEO:一時的に検索に顔を出したものの、そのうち圏外となり今ではほぼ読まれない
この結果についてはちょっと驚きました。
アクセス数が一度とはいえ大きく上がり、反響も共感や同意など肯定的な感情を多く得ることができ、「ユーザーを満足させる」ことができたのにかかわらず、検索では上位表示されず読まれなくなっています。
つまりは書いた記事の内容が「検索で調べる」といった行動をとる人からするとズレている(需要がない)といったことになります。
3.SEOを意識
最後にSEOです。
検索上位をとりに行くことを目的に、記事を書きます。
具体的には「検索で調べる」といった行動をとる人が欲しい情報を網羅的に提供するといったことですね。
ペルソナマーケティングの戦術です。
この結果についてはやはりというか良好です。
SEO:検索からほっておいても流入する
上位を目指すために1記事を作るのにロングテールワードも攻めたので、記事数は15記事くらいの束になりますが、これが全流入の60%を確保しています。
内部SEO対策のために作った記事が15記事の中でも大半で、検索上位で稼働しているのは5記事ほどしかありません。
その5記事から内部リンクで回遊をして読まれるといった記事は多く存在しますが、やはり「入口」記事が強いです。
ほっておいてもみられる記事は「検索意図を汲んで提供をするもの」といったことがわかりました。
まとめ
今回の分析結果は以上です。
事前予想ではSNS記事も継続的に稼いでくれるかと思ったものの、ダメでした。
これは人気も、何もない一般人ブロガーの結果です。
有名になりさえすれば違うのかもしれませんが、僕はあまり変わらないのではないかと考えています。
この結果を意識すればどういった記事を書けばよいかいくらでも出てきますので、今後も継続して書き続けます。
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