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被写界深度とレンズの関係 ボケ味を生かした写真を撮るには

被写体にしっかりと目線を向けさせる写真を撮る場合、前後のボケ味を気にして撮影することは一般的な技法として確立されています。

ですが、これには被写界深度といった概念が乗ってきて、初心者にはどのようにすれば適切な設定をすればいいのかわかりにくかったりします。

ここでは、良くぼかすために必要なレンズであったり、注意点について解説します。

 

必要なレンズ

「ボケ味を生かした写真」を取る場合、レンズは非常に重要な要素となります。

それは、レンズによってどの程度ボケるか変わってくるためです。

簡単に一言で良くボケるレンズを表すと「明るい」レンズと言うことができ、それを表す数値がF値になります。

F値は「焦点距離÷口径」を表す数値であり、これはレンズの「明るさ」を表す指標となります。

F値が小さいほど良く焦点の前後がボケた像になります。

一般的に「明るい」レンズほど作るのが難しく、値段は高くなる傾向がありますが、単焦点レンズであれば比較的安価に明るいレンズを手に入れることができます。

 

被写界深度

良くボケるレンズを使って撮影する場合、表現的にも撮影時の設定的にも重要になってくる概念が被写界深度です。

被写界深度は「焦点の合っている(正しくはそのように見える)距離」を言いますが、良くボケるということは焦点の合う範囲が狭くなるということです。

良くボケた状態(≒F値が小さい)を「被写界深度が浅い」、ボケが弱い状態(≒F値が大きい)を「被写界深度が深い」と言ったりもします。

 

被写界深度の浅い像

被写界深度の深い像

 

以上を踏まえると被写界深度の浅い良くボケた写真を撮る場合は以下のことが言えます。

・焦点の合う範囲が狭いのでピント合わせが難しい

・被写体が複数の場合、ピンずれが起こりやすい

・明るい条件で撮影するため、条件によっては撮影が難しい(日中にストロボを使用など)

このため、条件によっては中上級者レベルの設定やアクセサリーを求められることがあります。

 

被写界深度に影響する条件

上記では簡単に被写界深度の説明をしましたが、他にも影響する要素はあります。

レンズも広角より望遠の方が被写界深度は浅くなり、ボケを生かした表現が可能になります。

また、被写体に近づいて撮影するほど被写界深度は浅くなります。

これらを生かして撮影するとなると若干レベルが上がりますが、それぞれ独特の表現となるため被写体によって好まれる方法は異なります。

良くボケた写真を撮る一番簡単な方法としてはレンズを開放で使う(F値を一番小さくして使う)ことですが、レベルアップして自分の求める表現が頭に浮かんできた場合はいろいろとレンズや被写体との距離なども気にしながら撮影すると楽しく撮影ができてきます。

 

まとめ

簡単にまとめてみましたが、良くボケた=被写界深度の浅い写真を撮る場合はレンズを開放=F値を小さく使用すれば可能となります。

ちょっとした設定で表現が大きく変わることもあり、F値を考えながら撮影をしてみると写真撮影はより面白くなると思います。

難しく考えずにとりあえずやってみながら、どのような表現がしたいかといったことが決まってくればレンズを追加していくといったスタンスがよいと考えます。

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