人として生きているからには人間関係は避けて通ることはできず、必ずついて回ります。
社会人となれば嫌な関係もたくさんあり付き合うのも話すのすらいやな人に必ず巡り合います。
ですが、全員にいい顔をする必要はなく、自分に必要な人間関係は社会に出ても選んでよいのです。
嫌な人といるのは非常にストレス
何をするにも煩わしく感じるポイントの多くは人間関係が原因になると僕は感じています。
そもそも人と群れて行動することが苦手で、社会不安障害を患っている僕としては大体のストレスは人間関係から発生しており、もともと学生時代から友達は選んで深く付き合うような感じでした。
新たな関係を望むよりも安心できる信頼できる人を見つけてしまえば冒険して新しい世界を見ない。
それは非常に楽でした。
ですが、社会に出るとそのようなことは許されず、会社の部署にいる先輩や上司にたとえ嫌な相手で会っても付き合う必要があって非常に疲れる日々を送っていました。
そうなってしまうと休日もまともに人と会うのも嫌ですし、好きなこともできなくなります。
今となっては目標としている独立開業なんて夢のまた夢です。
社会では結局のところ普通に付き合っていれば嫌な人とも付き合わなければいけない。
そんな呪縛があったからです。
人を選んでもいいじゃない
ですが、前述のとおり「友達」であれば問題なく、信頼でき、楽しく過ごすことができます。
これはその人の人間性を見たうえで付き合う人を決めており、そもそも波長の合う人を自分で選んでいるからです。
社会に出るとなぜこれをしてはいけないのか。
こういった考えにたどり着くのにかなり遠回りしてしまったため僕は数年を無駄にしてしまったと今では後悔しています。
そもそも「嫌な人とは付き合う必要はない」と考えないと新たな人間関係の構築は非常に難しいですし、「嫌な人」であれば「嫌われてもいい」といった思い切がないと何事もうまくいかなかったといった経験からもそう思っています。
このように考えると仕事で関わる嫌な上司などは「どうでもいい人間」になりますし、言われた仕事だけをこなして問題がなければそれでいいと割り切ることができます。
それでいて趣味の世界や友人とは楽しく付き合って、話の合う、やりたいことや思考の方向が近しい人を選んで関係を維持していくとどんどん人づきあいが楽になりました。
前提として、好きなことを一緒にする仲間といった人は最初のうちからある程度プラス感情がありますし、話していて疲れないといったメリットがあります。
やっぱり僕も人であり、「人は人と話すのが好き」といったことは変わらないようです。
ここ2年ほどは会社の人間関係はそっちのけで趣味の関係を広げて、新しい人とも関係を築いていけるようになりました。
このように人間関係はいいループが作れるとどんどん広がっていくのだと思います。
嫌な人への対応
とはいっても「嫌な人」と完全に関係を切ってしまうのは会社員として働いているからには難しいです。
これは僕の考えなのですが、「嫌な人」にはむしろ嫌われる方が有益であると考えており、最低限の付き合いしかしないようにしています。
ただ、相手に対して攻撃的にふるまうのではなく、あくまで冷静にお互いに避けあう関係が最良だと思います。
最低限、仕事上の話はできるけど飲み会など「プライベートな時間」は干渉されないような、お互い無理のなく「ハブられる関係」こそが理想です。
そうすれば相手からも最低限の干渉で防ぐことができますし、精神衛生上メリットが大きいです。
ただし、あまり上司に対してこの方法を使うと会社内での出世は期待できなくなるのであくまで出世を捨てた人間のやり方ですが。
趣味のコミュニティを大事に
一緒にいて楽しい人は特に大切にしましょう。
これは当たり前ですが、人づきあいでとても大事であると思います。
仲間に対してであれば、損得考えずに相手が得するようなことをできると素晴らしく、僕の経験では結局は自分の利益につながっています。
仕事では絶対にそんなことはなかったのに、趣味の関係ではとても良くしてもらえており、やはり良い人であると思った人にはお互いが良い気持ちでいれるようにしたいと思います。
結局はその人といることで既に自分にメリットがある(話して楽しい)のでそのような関係は大事にすべきですね。
まとめ
人を選んで、すべての人と仲良くしようとしなくすれば人間関係から受けるストレスは驚くほど軽減できます。
結局は自分を中心にメリットのある関係の構築をすることが一番この面で楽をできる方法ですので、嫌な人とは無理して付き合う必要はないと思います。
そのようにして心に余裕を作っていくことができれば、友達の輪も広がりますし、その人脈が後々に自分でビジネスをする際にも効いてくるものです。
何事でも取捨選択は大切で、適切な判断をして生きていきたいものですね。